普段意識しているようでしていない呼吸。
実は、呼吸というのは心身の健康にとっても大事です。
意図的に呼吸の速度、速さなどを変えることで、気分を一気に変えることができます。
取り乱して興奮している人には深呼吸を促すことを考えればみなさんもこの考え方は理解できるでしょう。
実は、呼吸をうまく取り入れる事で心身のリラックスができ、幽体離脱にも有効だとされています。
そこで、このページでは、幽体離脱の可能性を上げる呼吸法テクニックを紹介していきます。
呼吸法の諸注意
呼吸法はたくさんの空気を体に取り入れるので、空気の汚れた場所ではやめておきましょう。
呼吸法の前に部屋の窓を開けて、空気の入れ替えをすることをお勧めします。
また、呼吸法では鼻呼吸を重要視しているため、鼻づまりがあるかたは処置をしておきましょう。
軽度のものなら「鼻うがい」程度で治ります。
また、部屋に他の誰かがいると気が散りますので、部屋の鍵を閉めるなりして一人の空間を作りましょう。
最後に、タバコを吸っている人はどんなに呼吸法を試しても肺が汚いですから真のリラックスはできません。
禁煙しましょう。
4対2の呼吸法
心の中で1、2、3、4と四つ数えながら息を吸ってください。その状態で1、2とカウントしつつ息を止めてください。その後1、2、3、4と数えながら息を出し、吐ききったら1、2と数えてください。これを繰り返してください。
呼吸は腹式呼吸で、音を立てないように静かに鼻で行ってください。
正しい呼吸をしていると、聴覚や嗅覚が敏感になってくるのに気づいてきます。これまで気づかなかった感覚を経験する事で脳がクリアにシャープになります。
何日か4対2の呼吸法を行い慣れてきたら12対6、16対8など呼吸のリズムを長くして深い呼吸を意識していきましょう。
恐ろしい事に、ヨガを極めた人は30対15の呼吸ができます。
片鼻呼吸法
呼吸法に慣れてきたら、より本格的な呼吸法を行いましょう。
片鼻呼吸法はよがでは広く行われている方法で、指で片方の鼻の穴を塞ぎ、左右交互に呼吸をする方法です。
床か椅子に座って、右手の人差し指の先を額の真ん中につけます。親指は鼻の右側、中指は鼻の左側を押さえます。
呼吸と止息の比率はこれまでどおり4対2です。
① 親指で鼻を押さえ、右の穴を閉じ、左の穴は開けておきます。吸いきったら中指で鼻を外から押さえて左の穴も塞ぎます。そのまま息を止めます。
② 親指を離し、息を出します。出しきったら親指で右の鼻の穴を閉じ、両穴を塞いだ状態で息を止めます。
③ 親指を離して息を入れ、吸い切ったら右穴を閉じ、両穴を閉じた状態で息を止めます。
④ 中指を離し、息を出し、出しきったら左穴を閉じ、両穴を閉じた状態で鼻を止める。
⑤ 以上が1セットで①から繰り返します。
以上が簡単ですが呼吸法の全貌です。
離脱生活の一部として取り入れてもいいかもしれませんね。