このサイトのタイトルは「私の幽体離脱体験記」としていますが、人によっては幽体離脱を体外離脱と読んでいます。
また、「体外離脱」のことを「明晰夢」と呼ぶ方もいらっしゃいます。
これら「幽体離脱」、「体外離脱」、「明晰夢」の3つの単語の意味はどのように違うのでしょうか。
まず始めに、「幽体離脱」と「体外離脱」は完全に同じ意味の言葉だと考えてもらって結構です。
詳しく説明しますと、体外離脱という言葉は離脱業界?の”正式名称”でして、英語の”Out of Body Experience” を直訳した言葉だと思われます。
Out of Body Experienceという言葉は、この世界の第一人者であるロバートモンローによって広められました。
モンローの積極的な普及活動によって日本にもこの「体外離脱」という言葉が入ってきましたが、日本ではあまりこの言葉に馴染みはせず、日本にもともとあった近い概念語の「幽体離脱」という言葉が「体外離脱」と同じ意味を持つようになったのだと私は考察しています。
つまり
「幽体離脱」=「体外離脱」
で、正式名称(欧米で通用する言葉)は「体外離脱」というわけです。
では、明晰夢とは一体なんなのでしょうか。
実は最近は明晰夢も「幽体離脱」とイコールの意味で使われる事がほとんどです。
厳密に言うならば、幽体離脱(体外離脱)は
「夢を自在にコントロール出来る状態かつ五感が感じられる状態」
明晰夢は
「夢を自在にコントロール出来る状態」
と、感覚の有無によって分けられます。
しかし、明晰夢化すると、大体の場合五感が復活しますから、この厳密な区別は余り意味をなさなくなっているのが現状です。
まとめますと
(幽体離脱=体外離脱)≒明晰夢
という関係になります。